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お悩み・症状別食事法

肝臓のトラブル(脂肪肝・肝炎・肝硬変)

お悩み・症状別おすすめ簡単レシピ

病気の分類

【脂肪肝】
糖尿病や肥満が原因である過栄養症のものと、アルコールや栄養失調症に起因する低栄養症、または薬剤や妊娠によって起こるものもあります。
【肝炎】
日本で一番多い肝臓の病気は肝炎ウイルスの感染で起こるウイルス肝炎です。主なものを紹介します。
A型 経口感染(飲食など)。潜伏期間は2〜6週間、慢性化しません。
B型 血液を介します(医療事故、性行為、母子感染)。潜伏期間は1〜6ヶ月、急性肝炎、持続感染(HBキャリア)ごく一部が慢性肝炎から肝硬変になります。
C型 血液を介します(輸血、性行為、注射針=入れ墨、針治療、ピアスの穴あけ)。キャリアがあり、慢性化しやすいです。
肝炎は急性と半年以上続く慢性に分けられ、急性の中でも慢性に移行しやすかったり、劇症肝炎を起こすものなどがあります。その他アルコール性肝障害、中毒性肝障害、薬剤性肝障害があります。
【肝硬変】
長期にわたって肝細胞が壊される状態で、肝臓がかたくなったり、表面に大小の隆起が生じ、でこぼこしてきます。

食事と対策

基本となる15のポイントはこちら→

1効果的な栄養素、食品

  • 主食は未精白穀物にします。(玄米や分づき米、玄米発酵食品、全粒粉で作ったパンや麺類、そば)食物繊維が豊富で、糖の吸収がゆっくりになるため、脂肪がつきにくく、脂肪肝を防ぎます。
  • ビタミン・ミネラルを充分に取ります。(新鮮な野菜、玄米、玄米発酵食品、大豆)肝臓の障害がある場合、ビタミン・ミネラル類の貯蔵状態が悪く、しかも充分に活性化されません。生野菜ジュースを作り飲むのもおすすめです。
  • たんぱく質は肝細胞の再生を促します。(大豆、納豆、豆腐、大豆製品、しじみ、魚介類)また大豆に多いメチオニンは抗脂肪肝因子です。
  • 食物繊維(野菜、海藻、玄米)を充分に取るようにします。便秘を予防し、化学合成物質などの体内異物を排泄します。
    食物繊維の詳細・便秘対策の食事法はこちら→
  • 抗酸化力の高い食品を取ります。(野菜、海藻、玄米、玄米発酵食品、大豆、ごま)
    抗酸化についての詳細はこちら→
  • タウリンは肝機能を高めます。(しじみ、あさり、タコ、イカ)
  • ビタミンCは抗ウイルス作用があります。(小松菜、カリフラワー、ブロッコリー、ピーマン、レンコン)
    ※ただし、慢性化しやすいC型肝炎の場合は取り過ぎに気をつけましょう。鉄の吸収がよくなりすぎ、肝硬変になるリスクが高まります。小松菜など鉄分とビタミンCの多い食品の取り過ぎには気をつけましょう。
  • ビタミンB群は、糖質の代謝に働き、脂肪肝を防ぎます。(玄米、大豆)
  • 解毒機能を強化するクルクミン(うこん、カレー粉)
  • 肝機能を改善するグルタチオン(ブロッコリー、タラ)

2控えたい食品

  • 肉や乳製品は血液を汚す原因になるので、できるだけ控えます。
  • 脂肪を過剰に取らないよう、総エネルギーの20〜25%/日以下にします。特に黄疸のあるときは制限します。玄米などの未精白穀物やごまを取ることで、自然な形で油脂を取ります。
  • 動物性脂肪(乳製品や脂身の多い肉に含まれる)の飽和脂肪酸は肝臓に負担をかけるため避けます。
  • 加熱した油脂、古くなった油脂は過酸化物を含み、肝臓毒となるので避けます。
  • 白砂糖、刺激になる香辛料はできるだけ避けます。
  • 合成添加物や農薬付着の食品には注意をはらいます。肝臓は、天然食品中のものは無毒化できても、人工的に合成されたものの解毒は困難なため、肝臓に負担をかけることになります。

3食べ方、生活習慣のポイント

  • 原因(肥満、アルコール、糖尿病、ウイルス)の克服を図るようにします。
  • 腹八分目を心がけ、体重のコントロールをします。
    体重のコントロールについての食事法はこちら→
  • 食後は安静を保ちます。規則正しい生活を送るようにし、食事時間を規則的にしましょう。
  • 偏食、ムラ食い、早食いはしないように注意しましょう。
  • タバコは禁止します。
  • アルコールは原則として禁止、急性肝炎は厳禁です。
  • 過労やストレスを防ぎましょう。

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