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機能亢進症
甲状腺ホルモンの産生、分泌が過剰に亢進している状態を甲状腺機能亢進症といい、これにより異常を生じている病態を甲状腺中毒症と言います。甲状腺中毒症の90%がバセドウ病です。3〜5倍も女性に多く、20〜30歳代がピークとなっています。いくら食べても痩せてくる、動悸、息切れ、多汗、微熱、手指のふるえ、不安感、集中力の低下がみられます。バセドウ病は自己免疫疾患です。
機能低下症
甲状腺ホルモンの産生、分泌、または作用が低下した状態をいいます。成人では、ほとんどが橋本病と呼ばれる慢性甲状腺炎であり、40〜50歳代の女性に多いです。橋本病は自己抗体による自己免疫疾患である甲状腺が腫れてくるだけで、あまり症状は見られないことが多いですが、進行すると記憶力低下、無気力、居眠りが出たり、便秘や食欲低下、体重増加などがあらわれます。高脂血症を合併しやすいです。

食事と対策

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基本となる15のポイントはこちら→

【甲状腺機能亢進症】

  • 代謝機能が亢進することにより、体重減少を起こしやすくなります。消耗性疾患であることから、不足するエネルギー、たんぱく質、ビタミン(特に水溶性ビタミンとビタミンA)、ミネラルを充分に補給します。(ビタミンB1、B2、B6、B12、C)
  • 水分は充分に補い、脱水症状が出ないようにします
  • ヨードの摂取は制限します。(甲状腺ホルモンの主成分で、不足しても甲状腺腫が起こりますが日本では不足より過剰のほうが問題になることが多いです)
  • 甲状腺を正常化させる亜鉛は、細胞の新生や体内の200以上の酵素の成分としても重要なのでしっかり摂ります
  • 代謝を亢進させる唐辛子、アルコールなどの刺激物は避けます

【甲状腺機能低下症】

  • 肥満、高脂血症、貧血などの合併症がある場合は、その食事療法をします
  • 低下症も亢進症も、できるだけ化学物質を避ける食生活を心がけ、アルコール、カフェイン飲料、白砂糖は控えます
  • 甲状腺機能低下症の場合は、ヨードを豊富に含む食品を摂るとよいのですが、ヨードの過剰摂取によっても低下症が起こる場合がありますので、食事調査を行うと良いでしょう。アブラナ科の野菜には、ゴイトロゲンと呼ばれる抗甲状腺物質が含まれているので、食べ過ぎに注意しましょう。(菜の花、京菜、青梗菜、ター菜、白菜、蕪、大根など)
  • 便秘の改善をはかります

効果的な食品と成分および注意点

ヨードを多く含む食品
→昆布や海藻類(昆布だしなどはヨードが含まれるので注意しましょう)寒天、ようかん
ゴイトロゲンを多く含む食品
→キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、蕪、芽キャベツなど
ビタミンB群をバランスよく含む食品
→玄米、大豆、大豆製品
ビタミンA
→やつめうなぎ、あんこう、ぎんだら、モロヘイヤ、あしたば、なずな、かぼちゃ、春菊、ほうれん草、小松菜、にんじん、干し海苔
過労を避け、精神、身体の安静を図ります
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