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お悩み・症状別食事法

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お悩み・症状別おすすめ簡単レシピ

病型分類(一次性糖尿病の病型)

【インスリン依存型=I型糖尿病】
若年型糖尿病(IDDM)で、遺伝的傾向は少なく、やせ形で一気に発症します。インスリンが欠乏状態で、毎日インスリン注射をしなければ糖尿性昏睡を起こす危険があります。子供や15歳未満の若年者に起こりやすい糖尿病です。インスリン依存性、高血糖、ケトーシスになりやすいなど糖尿症状は強く、一部のものにはウイルス感染もあります。
【インスリン非依存型=II型糖尿病】
成人型糖尿病(NIDDM)で、40歳以上が大部分を占めますが、子供の成人型も増加しています。肥満型でケトーシスになりにくく、インスリンの効果が減弱したものが多く、潜在的に発症、徐々に進行します。糖尿症状は軽く、食事制限による体重減少などの食事療法だけで病態の改善をするものが多いです。
ある程度症状が進行すると、喉が渇く、だるい、眠いなどの症状を感じるようになり、さらに進行すると体重減少、全身のかゆみ、視力の低下などがみられます。長期間、血糖値が高い状態が続くと糖尿病性の網膜症、腎症、神経障害、高血圧、心筋梗塞など重大な合併症を引き起こします。

食事と対策

基本となる15のポイントはこちら→

1効果的な栄養素、食品

  • 主食は未精白穀物にします。(玄米や分づき米、玄米発酵食品、そば)「白米を食べると、糖尿病になるリスクが高くなる。予防には玄米等の未精白穀物が有効」という研究結果が米国ハーバード大学から発表されています。
    未精白穀物は、糖の吸収がゆっくりで、血糖値の急上昇を防ぎます。また粉食となるパンや麺類よりも、粒食である米のほうが吸収速度が穏やかで血糖の急上昇を防ぎ、腹持ちが良いので過食を防ぎやすくなります。
    食後の血糖値の上がりやすさを示すGI値は、白米>玄米、うどん>そば、白いパン>全粒粉のパン・ライ麦パンです。GI値の高い白米、うどん、白いパンは控えましょう。
  • 食物繊維を取ります。血糖、中性脂肪、コレステロールの低下に有効です。特に食事の最初に、食物繊維が多く糖分の少ない食品をとると、食後の血糖値の上昇が抑えられます。(葉物野菜、だいこん、きゅうり、トマト、ピーマン、もやし、海藻類、きのこ類)
  • 糖の代謝を高めるため、ビタミンB群を充分に取ります。(玄米、玄米発酵食品、大豆、大豆製品)
  • ミネラルのクロムは、正常な糖代謝、脂質代謝の保持に必須です。(玄米)
  • 血糖値を下げる食品(硫化アリル(玉ねぎ)、カテキン(緑茶))
  • 抗酸化力の高い食品を取ります。(野菜、海藻、玄米、大豆、ごま)
    抗酸化についての詳細はこちら→
  • 甘い物から脱却しましょう。かぼちゃ、にんじん、たまねぎなどの自然の甘み(オリゴ糖)を利用しましょう。
    ※オリゴ糖は血糖値をあげないのでよいのですが、市販のオリゴ糖はオリゴ糖よりもショ糖(砂糖)が多く含まれている場合があります。成分表示を見て、余計なものが含まれていないものを選びましょう。

2控えたい食品

  • 白砂糖、はちみつ、果物、甘い菓子などは糖分の吸収が早過ぎるため良くありません。
  • 脂肪を控えます。総エネルギーの20〜25%/日以下にします。焼く、蒸す、煮るなど、調理方法を工夫すると良いでしょう。
  • 動物性食品は控えめにします。たんぱく質は、主に植物性食品で取るようにします。
  • 高血圧の予防が重要です。食塩の取りすぎに注意します。成人男性1日8g未満、成人女性1日7g未満が目安となっていますが、日本高血圧学会ガイドラインでは1日6g未満、WHOでは1日5g未満となっています。
    高血圧対策の食事法はこちら→

3食べ方、生活習慣のポイント

  • 食品のエネルギー80Kcalを1点とした食品交換表を参考にカロリーオーバーにならないよう気をつけます。
  • 過食を避け、標準体重を維持します。
    体重のコントロールについての食事法はこちら→
  • 糖質制限食、低炭水化物ダイエットは、短期的には効果がありますが、続けるデメリットもあると報告がありますので、注意が必要です。
  • 間食をするのなら、脂肪分や糖分が少ないものを選びましょう。最近では、小麦粉の代わりに、糖分が少ない「大豆粉」を使ったパン・焼き菓子も増えているので、うまく活用しましょう。
  • 適度な運動をします。1日8,000歩を目安に、毎日30分程度早足で歩くようにします。動くことによって、新陳代謝を活発にします。
  • よく噛んでゆっくり食べることが大切です。
  • 規則正しい生活を心がけます。食事の時間や睡眠時間が不規則にならないようにします。
  • ストレスはコレステロールや血糖を上げるので、ストレス解消を心がけます。

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